松本教会 プロテスタント 日本キリスト教団松本東教会

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神とはどのような存在ですか?

 人類は神を求め続けてきました。世界各地で文明が起こりましたが、不思議なことに、どの文明においても何らかの神を拝んできました。ある文明では太陽が神になりました。別の文明では統治者が神となりました。さらに別の文明では様々な神々が造られていきました。自分より崇高な存在を人間が神であると感じ取り、どの文明でも神を崇めてきたのです。

 人間は自分よりも崇高な存在に畏敬の念を抱くように造られていると言えるのかもしれません。このことは聖書も言っていることです。「神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見いだすことができるようにということなのです。」(使徒言行録17:26-27)。「神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。」(コヘレトの言葉3:11)。

 このように私たち人間の性質として、神を求めるところがあるわけですが、その神とは一体どのような存在でしょうか? 神とはどなたなのでしょうか? 人によって感じ方は様々でしょう。漠然としているかもしれません。その漠然としている神がどのようなお方であるのか、聖書が私たちに示してくれています。ある牧師は「説教とはイエス・キリストを紹介することである」と言いましたが、この言葉になぞらえて言うならば、「聖書の目的は神を紹介することである」と言ってもよいかもしれません。

 それでは聖書が示している神とはどのような神なのでしょうか? まず挙げられるのは、神が唯一であるということです。多くの神々がいる宗教は多神教と言いますが、神は唯一なので、キリスト教では一神教です。唯一の神が世界を創造され、人間を造られ、愛し、守り、導き、罪に堕ちた人間を時には裁く方です。救いのために、神の独り子であるイエス・キリストを地上に送り、十字架と復活によって罪を赦し、死を乗り越えてくださいました。キリストは天に挙げられましたが、慰め主である聖霊なる神を与えてくださり、私たちをなおも導いてくださいます。やがてイエス・キリストが再び来られ、救いを完成してくださいます。つまり、唯一の神が創造し、救済し、完成してくださる方であるのです。一部だけを行うのではなく、すべてを行ってくださるのが聖書で示されている神なのです。

 その神が私たちにかかわってくださいます。神は人格的なお方です。神は私たちを愛し、教え導き、道に迷ったときに進むべき道を示してくださったり、困難を覚えているときに励ましが与えてくださったり、悲しみにあるときに慰めが与えてくださいます。私たちの神は言葉では言い表し尽くせない神であるのです。

・コヘレトの言葉3:1-17(旧p.1036)
・使徒言行録17:16-34(新p.248)
・ローマの信徒への手紙1:18-25(新p.274)

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